会長からのご挨拶

全国養鶏経営者会議
14代目会長 鈴木 康太郎

 この度は、弊会のホームページをご覧頂き、ありがとうございます。 私たちは「全国養鶏経営者会議」という組織で、業界関係者からは、設立以来、”全鶏会議”の愛称で親しまれております。

 さて、弊会は1967年(昭和42年)に設立した歴史ある経営者組織です。私たち自身の経営方針や経営の方向性は自分自身で決めるという「自立経営」を目指す生産者の全国組織として誕生し、設立以来、会の組織活動でも自主・自立の精神を貫き通しております。そして、これまでの活動の記録は、本ホームページの「これまでの歴史」にまとめましたが、議論を尽くし、決めたことは必ず実行するというのが私たち組織の伝統であり、全国の生産者に共通する課題解決に向けた運動や経営改善に関わる研修活動での優れた行動力と高い研究心は自他共に認めるところです。

 我々はいかなる時も中小経営の立場から提言し、積極的に行動を行ってきました。大規模経営も中小規模の経営も頑張る経営者が会社を存続でき、将来に対して明るい展望を持てるのが私たちの願いであるからです。

 現在、養鶏業界は大きな転換期を迎えています。飼料価格の高止まり、鳥インフルエンザへの対応、人材不足や後継者問題など、私たちの経営を取り巻く環境は年々厳しさを増しています。こうした時代だからこそ、現場の声に耳を傾け、仲間同士で語り合い、知恵を出し合いながら、持続可能な養鶏経営を築いていくことが何より大切だと感じています。

 まだ会員になっていない養鶏経営者の皆様も、ぜひ私たちと共に学び、行動していこうではありませんか。  最後に、関係者の皆さまの長年に亘るご協力に対し、改めてお礼申しあげますとともに、これからもご指導いただきますようお願い申しあげ、私の挨拶と致します。